代表挨拶CEO

「私たちの使命はシステムづくりを通じて、
皆様の仕事に革新をもたらす存在になることです」

 

私たちオーシャン・アンド・パートナーズ株式会社は、ITを活用した“仕組みづくり”を専門とするITコンサルティングチームです。創業以来、多くのお客様に支えられながら、18年にわたり歩みを続けてまいりました。

 

ITコンサルティングという仕事は、単なる助言にとどまらず、お客様の仕事観や経営のミッションに深く関わる、非常に責任の重い仕事です。ビジネスの方向性や想いを共有し、ときには企業としての「生き様」と向き合う場面もあります。それゆえ、非常にやりがいのある、希少な職業だと感じています。

 

私自身も、これまで数多くのシステムベンダと関わってきましたが、実感するのは「本当に良いパートナー企業に出会える機会は限られている」という現実です。お客様の立場でシステムベンダと向き合ったとき、期待通りの対応をしてくれる企業は少数派であり、残念ながら“そうでない業者”に出会う確率のほうが高いと感じる場面も少なくありません。

 

私はこれまで、富士通、日本オラクル、フューチャーアーキテクトといった企業に所属し、日本全国のITプロジェクトに携わるなかで、その表も裏も経験してきました。会社員として最後の転職先は独立系ベンチャーで、そこで私は火消し案件を同時に4件抱えるという厳しい状況に直面しました。

 

納期遅延への対応に追われ、連日の謝罪と調整。1人で顧客先に足を運び、大勢を前に真摯に頭を下げる日々。明け方までの対応ののち、仮眠をわずかにとって次の現場へ――出口の見えないトンネルのなかで、偏頭痛と闘いながらも1年かけてすべての案件を収束させ、お客様との信頼関係を取り戻しました。

 

不思議なことに、その修羅場を経験した頃から、顧客のビジネス戦略にまで踏み込んだ提案をするようになっていました。信頼を得るなかで、「もっとお客様の事業そのものと向き合いたい」という気持ちが強くなっていきました。

 

その想いを形にすべく、2007年にオーシャン・アンド・パートナーズを設立しました。私たちはこれまで、お客様の期待に応え、結果的に多くの「成功」に導いてきたという実績に、誇りを持っています。お客様の成功こそが、私たちがご提供する“商品”だと考えています。

 

これからも私たちは、単なる技術提供者ではなく、お客様の目標達成をともに目指すパートナーであり続けます。たとえば、ITコストを10億円削減することで100名分の雇用を守ることができた、そんなプロジェクトもありました。コストダウンが“安易な人件費削減”を回避し、より良い経営判断に繋がる支援ができるなら、それは私たちにとって何よりの成果です。

 

また、企業がまだ気づいていない「情報の価値」を引き出し、新たなサービスや製品開発のきっかけをつくることも、私たちの重要な役割です。こうした仕組みを支えるのが、プログラマという専門職です。現在私たちは、プログラマという仕事が本来持つ専門性や社会的価値を、もっと広く認知してもらうための活動にも力を入れています。医師やスポーツ選手と同じように、知識と技能を要する誇り高き職業として、次世代にも伝えていきたいと考えています。

 

私たちはITコンサルティングという手段を通じて、社会や人々に前向きな変化をもたらす存在でありたい――その信念を胸に、これからも挑戦を続けてまいります。

 

今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

オーシャン・アンド・パートナーズ株式会社
代表取締役