アプローチの特徴

変革は、きれいな計画通りには進まない。

正しい戦略を描き、要件を整理し、優れたシステムを選べば、変革が進む。

それだけなら、話は簡単です。

実際のプロジェクトでは、部門ごとの思惑が違ったり、過去の経緯があったり、決めるべきことが決まらなかったり。
始めてみて初めて、見えてくる問題もあります。

だから私たちは、方法論を当てはめることから始めません。

経営、業務、IT、そしてそこで働く人たち。
その会社で実際に起きていることを捉えながら、変革を前へ動かしていきます。

私たちが大切にしている、5つのこと

システムの話から始めない

「どんなシステムを入れるか」の前に、「何を変えたいのか」を考えます。

  • 業務を効率化したいのか。
  • 事業のあり方そのものを変えたいのか。
  • 属人化を解消したいのか。
  • 意思決定を速くしたいのか。

目的が違えば、必要なITも変わります。

場合によっては、「今はシステムを作らない」という結論になることもあります。

ITありきではなく、変えたいことから始める。
それが私たちの基本姿勢です。

答えを出す前に、複雑さをほどく

プロジェクトが難しくなるほど、問題は一つではありません。

経営課題、業務、システム、予算、組織、ベンダー、そして過去の経緯。

それらが絡み合った状態で、いきなり「正解」を出そうとしても、うまくいきません。

  • まず、何が起きているのか。
  • 何が決まっていて、何が決まっていないのか。
  • 誰が何を判断する必要があるのか。

複雑な状況をほどき、動けるところまで整理する。

私たちは、そこから始めます。

資料より、会話の端を見る

課題は、会議資料にすべて書かれているとは限りません。

「実は現場では使われていない」
「前にも同じことをやって失敗した」
「あの部署とは話がまとまらない」

そんな何気ない一言に、プロジェクトを動かす重要な情報が隠れていることがあります。

数字や資料だけでなく、人の話を聞き、現場を見る。

きれいに整理された情報だけでは見えないものまで拾うことを、私たちは大切にしています。

提言して終わらず、一緒に動かす

構想を描く。
要件を整理する。
RFPを作る。
ベンダーを選ぶ。

そこまでで終われば、変革はまだ紙の上です。

難しいのは、その先です。

関係者と調整し、決めるべきことを決め、問題が起きれば立て直しながら、実際に使われるところまで持っていく。

「提案は分かった。でも、実際どうすればいいの?」

私たちは、そこから先も仕事だと考えています。

主導権を、お客様に戻す

私たちがプロジェクトを動かし続けることが、ゴールではありません。

お客様自身が状況を理解し、判断し、ベンダーと対話し、次の変化を自分たちで起こせる。

そこまでいけば、私たちの出番は少なくなっていきます。

それでいいと考えています。

コンサルタントへの依存をつくるのではなく、発注側に知識と判断力を残す。

最後に主導権を持つのは、いつもお客様です。

そして、修羅場にも入る。

変革を進めていれば、予定通りにいかないこともあります。

  • 要件がまとまらない。
  • ベンダーとの認識が合わない。
  • 予算が膨らむ。
  • スケジュールが遅れる。
  • 作ったものが現場に受け入れられない。

そんなときに、きれいな資料を作って外から助言するだけでは、プロジェクトは動きません。
必要なら会議に入り、論点を整理し、ベンダーと話し、経営と現場の間に入り、もう一度進め方を組み直す。
私たちは、うまくいっているときだけ隣にいるコンサルタントではありません。

難しくなったときこそ、一緒に考え、一緒に動く。

それも、「変革屋」の仕事だと考えています。

変革には、決まった正解がありません。
だから私たちは、方法論を売るのではなく、その会社、その状況、その人たちと向き合います。

考えるだけでもない。
作るだけでもない。
発注側に立ち、整理し、決め、動かし、最後は自分たちでできるようにする。
これが、私たちのアプローチです。

このやり方を、私たちは続けてきました。

判断できる状態をつくる。
発注側に立ち、現実に向き合い、実行まで見届ける。

決して派手なやり方ではありません。

それでも、長くお付き合いいただくお客様や、繰り返し声をかけていただくプロジェクトがあります。

なぜ、私たちは選ばれ続けているのか。

次に、その理由をご紹介します。

▶[私たちが選ばれ続けている理由]

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