システム会社との初回の面談でチェックすべきポイントとは?

2018/02/26

依頼すべきではないシステム開発会社には、独特の行動様式があります。
それは打ち合わせの段階で顕著に表れます。
誰でもチェックできるポイントを、その理由と合わせてご説明します。

専門用語や技術的な話に走るかどうかを見る

流行を追うことに腐心したり、技術に突っ走って、依頼者の顔をきちんと見ないシステム開発会社には、専門用語や技術的な話に走りがちな傾向があります。まず、システムの専門用語の多用についてご説明します。CRM、SFA、MRP、SOA、SaaS、クラウド、トランザクション、データマイニング・・・など、英語やカタカナの言葉が、システム専門用語に該当します。

会話のシーンに当てはめると、たとえば依頼者が「顧客との関係性を強化するため、システムを見直したい」と言うと、業者が「なるほど、CRMをご検討なさっているのですね」と言う具合です。依頼者が理解できない言葉を使うことで、相手が抱える本質的な悩みには、あまり関心がないことがうかがえます。

また毛色が違うパターンですが、「画面や帳票の数はいくつですか?」「データベースは何を使っていますか?(あるいは何を希望されますか)」「開発言語は?」というふうに出だしから技術的な質問をぶつけてくることがあります。これは依頼者の業務内容に、さほど関心がないというサインです。

このようなシステム開発会社は、技術の実現には意欲が高いのですが、「どんな目的で何を作るのか」という肝心の部分に、「待ち」の姿勢を取る傾向があります。このような業者に依頼すると、いつしかそもそもの目的を外れ、「システムをつくること」が目的化する可能性が非常に高くなります。

この記事を書いた人について

谷尾 薫
谷尾 薫
オーシャン・アンド・パートナーズ株式会社 代表取締役
協同組合シー・ソフトウェア(全省庁統一資格Aランク)代表理事

富士通、日本オラクル、フューチャーアーキテクト、独立系ベンチャーを経てオーシャン・アンド・パートナーズ株式会社を設立。2010年中小企業基盤整備機構「創業・ベンチャーフォーラム」にてチャレンジ事例100に選出。