勉強会のお知らせ「ローカルLLM × RAG × Dify──ビジネスを変える次世代AI活用」

2025/08/17

生成AIの活用が経営課題の一つとして急速に浮上しています。
しかし「どの技術を使えばよいのか」「セキュリティや運用コストはどう考えるのか」といった疑問から、一歩を踏み出せずにいる企業も少なくありません。

そこで今回ご紹介するのが、ローカルLLM × RAG × Dify という最新のアプローチです。
「ローカルLLM」はクラウド依存から脱却し、自社データを安全に扱うための基盤。
「RAG」は検索と生成を組み合わせ、業務知識を瞬時に活用できる仕組み。
「Dify」はそれらを直感的に活用し、社内アプリケーション開発を支援するプラットフォームです。

8月21日には、これらの全体像と可能性をマネジメント層向けに解説する勉強会を開催します。
本コラムでは、その見どころと学べるポイントを先取りしてお伝えします。

勉強会の概要

本勉強会は、経営層・管理職を対象に「まずは全体像を掴む」ことを目的としています。
ハンズオンは行わず、Difyの基本機能やアプリ開発事例、RAGの仕組みと活用シナリオ、ローカルLLMの位置づけについて、専門家がわかりやすく解説します。
参加者は短時間でAI活用の輪郭を理解し、自社の戦略にどう取り込めるかを考える第一歩を踏み出せる内容です。

日時:2025年8月21日(木)13:00〜15:00

場所:BIZcomfort千葉西口(千葉市中央区新千葉1-7-2 ペリエ+plusビル)

講師:株式会社リーンテック 代表取締役 上畑 正和 氏

内容:生成AIの活用がビジネスの競争力を左右する時代、今注目されているのが 「ローカルLLM」と「RAG」そして「Dify」 です。
今回の勉強会では、経営層・管理職を対象に「技術をどう使えば事業に生かせるのか」という視点から、その概要と可能性をわかりやすく解説します。

  • Difyとは何か?
    直感的な操作で業務アプリを開発できる次世代プラットフォーム。セキュリティを守りつつ、社内データを最大限に活用する仕組みを解説します。

  • RAG(Retrieval Augmented Generation)の全体像
    「検索+生成」というアプローチが、ビジネス現場でどのように役立つのかを事例とともに紹介します。

  • ローカルLLMの重要性
    なぜ今、クラウド依存ではなく「ローカル」での大規模言語モデル運用が求められているのか。その背景とメリットを整理します。

今後のハンズオン型セミナーの前段として、今回は「まずは俯瞰して全体像を掴む」ことを目的にしています。AI戦略の第一歩を踏み出したい方に最適な機会です。

なぜ今このテーマが重要なのか

生成AIはすでに多くの企業で導入が始まっていますが、実際には 「セキュリティの懸念」「外部依存のリスク」「自社データをどう活かすか」 といった壁に直面しているケースが目立ちます。

  • ローカルLLM は、クラウドに依存せず社内データを安全に扱える新しい選択肢です。

  • RAG は、社内に蓄積された膨大な情報をAIの力で“使える知識”に変える技術です。

  • Dify は、それらを実際の業務アプリに落とし込むための実行基盤です。

つまり今回のテーマは、単なる技術解説ではなく、「AIを事業の競争力に直結させるにはどうすればよいか」 という経営に直結する問いに答えるものです。
今のうちに理解を深めておくことは、今後の投資判断や戦略立案に大きな差を生むことになるでしょう。

参加のお申込みはこちらから(先着順です)

この記事を書いた人について

谷尾 薫
谷尾 薫
オーシャン・アンド・パートナーズ株式会社 代表取締役
協同組合シー・ソフトウェア(全省庁統一資格Aランク)代表理事

富士通、日本オラクル、フューチャーアーキテクト、独立系ベンチャーを経てオーシャン・アンド・パートナーズ株式会社を設立。2010年中小企業基盤整備機構「創業・ベンチャーフォーラム」にてチャレンジ事例100に選出。