コラム記事COLUMN

経営者向けの記事一覧

2019/09/09

システム開発業界の常駐神話について斬ってみる。

筆者は、お客様企業だけではなく、同業の方からもお声掛けをいただく機会があります。しかしほとんどが「常駐」案件のため、お力になれずもどかしさを感じることが多々あります。当社のメンバーは、随時何らかの案件

2019/08/21

システム開発における「見積もり」のトリセツ

システム開発における見積もりは、一般的に信頼性が低いものです。特にプロジェクト開始時に見積もられた「このシステムを完成させるためにかかる費用はおおよそ〇〇億円と考えられます」の〇〇は、ほぼ100%に近

2019/08/19

システム開発はなぜ予想よりも長くかかり高くなるのか?

システム開発プロジェクトは、ビル建設とはまるで違うことを、以前以下のエントリに記載しました。 ・システム開発プロジェクトの成功率はわずか3割という理由について、ビル建設との比較で考え

2019/05/07

システム会社から適切なコミットを引き出す心得について

システム開発会社の選定で当たり前のように行われる相見積もりやコンペ、また仕事で気を抜かれないための牽制の数々。 果たしてこれらはお互いに良い関係を続けるために適切な行為と言えるでしょうか?

2019/05/01

アナログ商売だからこそ、デジタル化が活かせるという話し

先日、某商工会議所のセミナーを聴講していたときのことです。 「結局、商売はアナログが命、だからITとは程々に距離を置いて付き合うのがよろしい!!」 と声高に講師が締めくくるシーンを目の当た

2019/04/23

「kintone」というアプローチとしっかり向き合ってみる

業務連絡です。当社オーシャンは、サイボウズさんからセミナー会場をご提供いただいたり、kintone(注)を広めるために当方がイベントの主催者になったりと、いろいろとお付き合いをさせていただいて

2019/04/10

システム開発の成功率3割についてビル建設と比較してみる

システム開発プロジェクトの成功率をビル建設に当てはめると10棟のうち7棟が立たない システム開発プロジェクトの成功率はわずか3割という定説があります。 実に7割のプロジェクトが、途中で行き

2019/03/15

現場が求める便利さと経営が求める生産性向上は似て非なる話

現場がシステムに「利便性」を求める理由 基幹システムの再構築プロジェクトでは、現場をいかにうまく巻き込むか、がプロジェクトの成否を左右します。 なぜなら業務は現場で動いているからです。彼らの協

2018/05/22

経営者だからこそ「IT」と向き合うべき理由

最近「ビジネスのデジタル化」という言葉が、IT系企業からどっと溢れています。この「デジタル」について日本情報システム・ユーザー協会によれば次のように定義されています。 「IT の進化によ

2018/05/18

システム内製を阻む壁をどう乗り越えるか

企業内にIT体制をつくってインハウス化するメリット いまやITは企業の事業活動の根幹となっています。ビジネスそのものと言っても良いでしょう。たとえば金融業はもはやIT装置産業といっても過言ではあ