Twilioが一気に縮める、Webに近いようで遠い「電話の世界」

2013/06/27

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アメリカのクラウドサービス「Twilio(トゥイリオ)」が日本でも始まりました。Twilioとは簡単に言うと「Webから電話を簡単に操作できるAPI」です。もう少しどんなものなのか引用で紹介します。

こちらKDDIウェブコミュニケーションズによる日本展開が発表されたときの様子。

「Twilio」が日本上陸、Webと電話がクラウドで接続。

この記事によると、

17日に都内で開かれたローンチイベントでは、米トゥイリオのCEOであるジェフ・ローソン氏が登壇。ジェフ氏は一定時間を超えるとSMSで通知してくれるサンフランシスコのコインパーキングや、iPad上で動くコールセンターアプリなどの事例を挙げ、「重要なのはすばらしいカスタマーエクスペリエンス(顧客体験)を提供することだ」と強調。Twilioを使ってWebと電話を統合した「“スマートコミュニケーション”を実現してほしい」と開発者らに呼びかけた。

Twilioは海外では動画配信サービスの「Hulu」や、ハイヤー配車サービス「Uber」などが使っており、登録開発者は15万人を超える。国内では、ヤフーやイプロスがローンチカスタマーとして名を連ねており、ヤフーはサーバーの監視に、イプロスはB2B向けビジネスマッチングサイトのコールトラッキングに利用しているという。

といことだそうです。

開発者さんからの記事も随所に出ていますね。

たった4行で電話が作れるAPI「Twilio」とは?

こちらの記事では、

Twilioの最大の魅力は、(中略)とにかく手軽に電話の機能をコントロールできるということです。いままで電話と連携したシステムを構築するには、PBXを構築して電話網に接続する必要があり、莫大な初期開発費用と手間が掛かっていました。

Twilioはクラウド型のAPIとして提供されているので、初期費用がかからず、ビジネスのスモールスタートが可能です。また、クラウド型なので、必要な時に必要な分だけオンデマンドで利用でき、スケールアップ/スケールアウトを意識する必要がありません。すでに海外40カ国で展開されているので、日本国内で構築したシステムをそのまま海外でも利用できる点も魅力でしょう。

また、

巨人AT&Tをも動かしたAPI「Twilio」の衝撃

によると、

Twilioの使い方はものすごくシンプルで、あっけないほど手軽だ。Webに近いようで遠い“電話の世界”の知識や、VoIPを構築するための技術はいらない。他のWeb APIを使うときと同じように、Webの知識や技術だけで使えるのがTwilioの最大の魅力だ。

例に出したのは電話の発信だが、Twilioには着信、転送、録音、カンファレンス通話、SMSの送受信などの機能もある。これらの機能を組み合わせれば、LINEやSkypeのようなVoIPクライアントも、宅配便の再配達自動受付システムのようなIVRも、コールセンターのCTIも、バックエンドの通信の仕組みを知らなくても設備投資をしなくてもTwilioで作れてしまう。

実際、HuluのコールセンターではTwilioが使われているし、マッチングサイトの「Match.com」では会員同士が匿名の番号で通話できる仕組みをTwilioで構築しているという。

ということだそうです。

ちなみに当社のソフトウェア開発チームでも検証を始めています。どんな感じかといいますと、PC用の通話アプリなら簡単にできてしまいます。(これです)。

twilioclient

とりあえずお試しのデモ用にと作ったものですが、テキストボックスに電話番号入れて、Callボタンをクリックすればブラウザから電話をかけられます。購入した電話番号にかければ、ブラウザで電話を受けることもできます。通話履歴を表示することもできるようになっています。といったことがごく簡単なコードを書くだけでできてしまいます。

開発担当者によると、サービスの全体像をつかむのにある程度の時間がかかるもの、一度分かってしまえば、さくさく作れるとのことでした。もともとエンタープライズ向けのコールセンタシステムを手掛けたこともあるメンバーでしたので理解は早かったようですが。

これから僕らのチームではテレアポのクラウドソーシング用のスマホアプリ開発に取りかかる予定です。これがローンチすると、主婦をはじめとしたクラウドワーカーの働き方が変わるというものです。