フィードバックを与えるときに守るべき「三つのルール」

2013/12/24

こちらはロコンドという靴のインターネット通販会社の創業者の著書。

Amazonでの書評は相当厳しいですが、一重にタイトルと内容との不一致が原因だと思います。
きっと作者が望んだタイトルでは無かったでしょう。

ちなみに構成も今一歩ですが、「そんなことはどうでも良い」と感じるくらいの内容でした。
そんな私にとってもっともタイムリーだった一説をシェアさせていただきます。

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なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?

以下、本文抜粋です。

フィードバックの目的は相手を成長させるため。
どうすれば相手を傷つけることなく建設的なフィードバックを与えられるか?

一つ目。それは最初に「強み」から挙げることである。

二つ目。それは欠点をそのまま「欠点」とか「弱み」というのではなく、「ディベロップメント・ニーズ(成長すべきところ)」と表現することである。

三つ目。「できないことではなく、精一杯手を伸ばせば届きそうなポイント」をフィードバックすることである。その人の先天的な能力なども勘案したうえで、その人が頑張ればできることを伝える。これがポイントである。

その他にも、クエスチョンとイシューの違い、インパクト志向など、ビジネスに必要なエッセンスについて貴重な「インパクト」が得られましたので、ここに紹介しておきます。

 

この記事を書いた人について

谷尾 薫
谷尾 薫
オーシャン・アンド・パートナーズ株式会社 代表取締役
協同組合シー・ソフトウェア(全省庁統一資格Aランク)代表理事

富士通、日本オラクル、フューチャーアーキテクト、独立系ベンチャーを経てオーシャン・アンド・パートナーズ株式会社を設立。2010年中小企業基盤整備機構「創業・ベンチャーフォーラム」にてチャレンジ事例100に選出。